今回は、乾き知らずのシリコンベース『ID Millenium (アイディミレニアム)』をレビューしてみました。

肌に刺激のないものを使いたい
ウォーターベースのものでは性交痛が改善されなかった
ライブチャットなどの演出として、白いゼリーを使いたい
こんな方にオススメです。
- 肌に刺激のないものを使いたい
- おしりに使える潤滑剤を探している
こんな方にオススメです。
では、詳しいレビューをしていきます!
Contents
ID Millenium (アイディミレニアム)の外装写真
これから品質検証するID Millenium (アイディミレニアム)65mlの各部写真です。
実際の商品イメージや素材感やサイズが伝われば〜!🌈
本体ボトル 本体ボトル裏 ここから液体が出ます 本来中ぶたにはシールが貼られています
シリーズはすべて中ぶたにアルミシールが貼られています💓酸素による劣化を防止してくれます。
ID Millenium (アイディミレニアム)はシリコンベースの良いとこ取りルブリカント(潤滑ゼリー)

ID Lubricants シルク 65ml
エムズ価格 2,090円(税込)
こちらのシリーズのウォーターベース+シリコンタイプは以前レビューしました。
【後からくる性交痛に悩んでいる方へ】『ID Lubricants シルク 65ml』【潤滑ゼリー】
ID Lubricantsはこんなブランド
製造しているのはWestridge Laboratories株式会社(地図)で、アメリカ、カリフォルニアのオレンジカウンティにあります。1993年に創立され、シリーズはおよそ世界40カ国に流通しているという、ルブリカント界ではトップを走るブランド。品質と管理が徹底されており、製品開発・研究から包装・発送まですべて自社で行うという徹底ぶり!
余談ですが私はオレンジカウンティ近郊にしばらく滞在していました。カリフォルニアディズニーランドや大谷翔平選手の在籍するエンジェルスの本拠地があり、数々のビーチではのんびりした時間を過ごすことができます。
では、気になる成分を見ていきましょう。
ID Millenium (アイディミレニアム)の配合成分
ルブリカントに配合されている成分はこちら。
一部引用:エムズ公式サイト
シクロペンタシロキサンというのが、一般的によく聞く”シリコン”の一種。
ジメチコンはシリコーン油の一種で、洗い流さないトリートメントにも使われています。
シリコンと聞くと、「肌に使って大丈夫!?」と思う人がいるかもしれませんが、シクロペンタシロキサンをはじめ、シリコーンは安定性の高い化粧品成分です。
熱や摩擦などの外部からの刺激にも強いため、変質しにくく、また酸化しづらいという特徴があります。また、他の成分と一緒に配合されても化学的に反応しにくい性質があるため、化粧品に配合しやすく、品質も保ちやすいとのことです。

シリコンベースのルブリカントはシリコン製バイブなどと併用ができません。物が痛む原因となります。
こちらの製品は「ポリアクリル酸Na」が含まれていません。ポリアクはおむつやローションなどに使用されています。水で洗い流しにくいことからこの成分が含まれていない方がGOOD!
ただし、グリセリンが含まれているため、アレルギーの人は使用しないようにしてください。
含まれている成分について「皮膚刺激やアレルギーが起こる可能性がどれくらいあるの?」など詳しく知りたい方は『化粧品成分オンライン』https://cosmetic-ingredients.org/さんをご覧ください。上記の成分一覧から、各成分の説明ページに飛ぶことができます。

皮膚トラブルをお持ちの方は、全成分表示を確認し、一度医療機関に相談することをオススメします
ID Millenium (アイディミレニアム)の使用感や使用方法

では、実際に使っていきましょう!
使用感

サラサラで粘度はかなり低いです!

オイルのような触り心地ですが、ベタつきが強いわけではなく、心地よいヌルヌル感があります。

20分放置してみるとサラサラな状態に!

ルブリカントはしばらく経つとベタつくものもあるけど、サラッサラになるのは超嬉しい!
使用方法
使用するタイミングは、アナルプレイ・アナルを使ったセルフプレジャーをするときです。
腟内でも使用できますが、「次の日におりものが増える」という声も挙がっているようです。
ペニスやラブグッズにゼリーを少量塗布し、全体に伸ばしていきます。
ID Millenium (アイディミレニアム)を実際に使用してみたレビュー
実際に使ってみて、私が感じたことや効果がこちらです。
実際に使ってみて、私が感じたことや効果がこちらです。
- 滑りが長く続くのがいい!
- サラサラとして不快感がない!
では、順番に詳しくお伝えしていきましょう!
滑りが長く続くのがいい!
ウォーターベースのルブリカントは途中で乾いてくるのですが、シリコンベースは乾きづらいです。
膜を張ったように粘膜を保護してくれるため、摩擦を感じにくくなります。
ヌルヌルが続くのはありがたい!
指を腟に挿入する際にも使えますが、下に垂れてしまった際、その後ちゃんと洗い流さないとシーツを汚す原因になります。

ウォーターベースだと、途中で「塗り直すね!」なんて言って流れを中断してしまうことがあるけど、シリコンの場合は塗り直しをあまり気にしなくていいのが楽です!
消費期限の記載もしっかりあるので期限内に使用するようにしましょう。
サラサラとして不快感がない!
グリセリンが含まれているルブリカントはベタつきが気になりますが、
グリセリンフリーのシルクィッドナチュラル【シルバー】 はサラサラとしているので不快感がゼロです。
さいごに

結論は「アナルプレイではかなりオススメできる!」です。
私はアナルプレイをする機会がないので、出番は少ないのですが、パートナーのアナル開発を試みていたときは、シリコンベースのルブリカントが大活躍していました。
デリケートゾーンに使用するものなので、成分にもこだわって商品を選べるとGOODです!
- アナルプレイに使えるものを探している
- グリセリン・パラベンフリーかつ、肌に刺激のないものを使いたい
ショップごとの取り扱い状況
ID Millenium (アイディミレニアム)の在庫状況や販売価格などはこちらからチェック!
ローションと潤滑ゼリー(ルブリカント)について知っておきたいこと
ラブホテルやアダルトショップによく置いてあるローションは「雑品」扱いであり、腟内で使われることを想定して作られていません。適当に選んだものを使用すると、腟内に残りカンジダ1などのトラブルを引き起こしかねません。腟にはなるべく「ローション」ではなく「潤滑ゼリー」を使用することをオススメしています。安全なものをセレクトできるよう、成分表示はきちんとチェックするようにしましょう。
パッケージには「潤滑ゼリー」と表示されているものでも、販売名称が「雑貨」となっている場合があります。医薬品・医薬部外品・化粧品でない「雑品」は「薬機法」2の制限の範疇ではなく、「お肌に直接使うことが認められていない」ということになります。そのため、販売名称が「雑貨」の潤滑ゼリーを使用する際には、自己責任となることをお忘れなく!
日本では、「潤滑ゼリー」が本当に安全なものかどうか判断しづらいのが現状です。私たちが危機感を持って発信することで今の状況が変わればいいなと思います。
私はなるべく、販売名称や成分にこだわり、自信を持って薦められるものだけを評価したいと思っています。よろしくお願いします!
- 腟の中にいるカンジダ菌が増殖し、おりもの・かゆみ等の不快な症状をおこす病気
- 医薬品、医療機器等の品質と有効性および安全性を確保する他、下記を目的に製造・表示・販売・流通・広告などについて細かく定めた法律